園庭と自然
いつもの安全・安心な園庭
富貴島幼稚園の園庭は、自然に触れるために、特別に出かけていく場所ではありません。
子どもたちが「ちょっと見てこよう」「昨日の続きをしよう」と思ったときに、自分から出ていける、いつもの安全・安心な場所です。
毎日同じ園庭に出るからこそ、昨日はいなかった虫を見つけたり、木の実が落ちていることに気づいたり、葉の色が少しずつ変わっていく様子を追いかけたりできます。
園庭は、子どもたちにとって毎日の遊び場であり、生活の場です。
毎日出会える自然
昨日見つけたダンゴムシを、今日も探してみる。
昨日より少し高いところまで、木に登ってみる。
落ち葉の色や量が変わっていくことに気づく。
寒い日には、自分たちで水を置き、どこなら氷ができるのかを試してみる。
毎日出会えるからこそ、子どもたちの中に「どうして?」「こうしたらどうなる?」が生まれます。
見つけ、触れ、試し、考え、また次の日に確かめる。園庭の自然は、子どもたちの探究を支えています。
園庭のシンボルツリー・藤


春になると、園庭の藤がいっせいに花を咲かせます。
かつては「藤見の会」も開かれていた、富貴島幼稚園のシンボルツリーです。今も花の季節には、道行く方が足を止めて見てくださいます。
森のレストラン
園庭には、子どもたちが「森のレストラン」と呼んでいる場所があります。
木の実や草花、葉、土や水を使って、料理をつくります。木の実を飾ったケーキ、花びらを浮かべたジュース、葉っぱを添えたごちそう。身近な自然が、子どもたちの想像の中で、さまざまな料理に変わります.
自然に触れることと、ごっこ遊びを楽しむことが一つにつながる、富貴島幼稚園らしい場所です。
思いきり汚れて、思いきり遊ぶ
水を流して川をつくる。土を掘り、泥を混ぜ、何度も形を変えてみる。
富貴島幼稚園では、子どもたちが汚れることを気にせず、泥や水に十分触れられる環境を大切にしています。
手や足で泥の柔らかさや冷たさを感じ、思いどおりにならなければ、水や土の量を変えてみる。泥遊びの中にも、試し、考え、工夫する姿があります。
遊んだあとは、温水シャワーで体をきれいにすることができます。安心して汚れられるからこそ、子どもたちは遊びに夢中になれます。
豊かな自然が、豊かな感性を育てる
感性豊かな子とは、どのような子でしょう。
私たちは、心を動かし、感じたことから考え、自分なりに表すことのできる子だと考えています。
匂い、光、色、音、手触り、気温、風。自然の中には、身体全体で感じるものがあります。
「きれい」「なぜだろう」「不思議だな」と心を動かし、試したり、発見したり、誰かに伝えたりする。その積み重ねの中で、子どもたちの感じる力、気づく力、美しいと思う心が育っていきます。
こうした自然との日々の関わりを大切にする園として、2024年、千葉県自然環境保育認証制度「ちば・うみやま保育」の認証を受けました。
ようこそ、富貴島幼稚園の園庭へ!

